【2018年】遺伝子検査キットの比較|マイコードの結果と感想、使い方、検査の流れ、癌・アルツハイマー病の発症傾向を知る|健康シリーズ⑥

有名な3つの遺伝子検査キットを徹底比較します。そして「マイコード」の購入から使い方、結果の見方、感想までを紹介します。

(2018年02月03日更新)

近年、遺伝子検査が普及しはじめ、身近なものとなりました。

自分の唾液を専用容器に入れて送るだけで自分の遺伝子を知ることができます。

本記事では

①遺伝子検査のメリット

②遺伝子検査キットの比較

③実際に遺伝子検査キットを購入してから、検査、結果を見るまでの体験記

を紹介します。

遺伝子検査のメリット

自分の遺伝子を知ることで、

「将来的にどのような病気・疾患にかかりやすのか」その傾向を知ることができます。

例えば、

・将来どのガンになりやすい傾向があるのか

・高血圧や糖尿病など、どの生活習慣病になりやすい傾向があるのか

・アルツハイマー病になりやすい傾向があるのか

が分かります。

遺伝子検査を受けるメリットは次の3つです。

●自分の病気へのリスクを知ることで、健康意識を高めることができる

●将来をみすえ、自分にとって最も効果的な健康方法を実践できる

そして最大のメリットが

●民間の疾病保険に入って、病気による金銭リスクをヘッジできる

です。

例えば、自分の遺伝子が特定のガンや生活習慣病になりやすいタイプであれば、そのがん保険を検討したり、特定の生活習慣病をカバーした保険を選ぶといった対応ができます。

とくに一番重要なのが、アルツハイマー病です。

アルツハイマー型認知症になれば介護負担も大きく、金銭的にも大変です。

アルツハイマー病は遺伝子の影響が大きい病気でもあります。

多く日本人は、アポリポタンパクE(ApoE)というタンパク質の遺伝子型が「ApoE3/3」というタイプです。

3/3とふたつ数字並んでいるのは、両親から受け継いだ2つのタイプがあるからです。

ところが、一般的なApoE3型でなく、ApoE4型の遺伝子を引き継いでいると、アルツハイマー病が発症確率が高くなります。

片親から4型を引き継いで、「ApoE3/4」というタイプであった場合は、「ApoE3/3」の場合に比べて、アルツハイマー病発症の原因と考えられているβタンパクの異常蓄積が、20年ほど若い年齢から始まります。

その結果、「ApoE3/4」であった場合はアルツハイマー病の発症確率が3~4倍程度高くなります。

[引用:認知症予防・協同医書出版社 p.42~43]

「遺伝子検査をして、もしApoE4型の遺伝子であった場合を知るのが怖い」という考え方もあります。

一方で、自分が遺伝的にアルツハイマー病になりやすい傾向があることを知って、今から認知症の民間保険に加入するということもできます。

遺伝子を知るのが怖い気持ちもありますし、でも早めに対応して家族に迷惑をかけたくないという気持ちもあったので、検討することにしました。

そこで、現在普及している遺伝子検査キットの有名なもの3つを比較しましたので紹介します。

遺伝子検査:マイコード、ジーンライフ、ジーンクエストの徹底比較

有名な遺伝子検査キット

①MYCODE(マイコード)ヘルスケア

②GeneLifeのGenesis

③ジーンクエスト ALL

を比較します。

 MYCODE:ヘルスケアGeneLife:Genesisジーンクエスト:ALL
価格29,800 円29,800 円49,800 円
結果の更新×
検査項目数280項目360項目300項目
アルツハイマー検査××
サイトリンク公式サイトへ公式サイトへ公式サイトへ

[※製品写真は公式サイトより引用]

「価格」は、3つ目のジーンクエストALLは他より2万円も高いです。

ちょっと私には5万円は出せないです。

「結果の更新」とは、新たな研究データが発表されたときに、自分の遺伝子情報と関わる検査結果をアップデートしてお知らせし、最新の情報を知ることができるかどうかです。

マイコードとジーンクエストは、一度検査すれば、いつでも最新の情報で、自分の遺伝子と疾患の関係を知ることができます。

検査項目数はどれも約300項目で同じ程度です。

しかし、最も重要なアルツハイマー病に関する検査は、「マイコード」でしか行なわれていません。

以上の点を踏まえますと、

価格が安く、最新論文の結果を踏まえた情報更新があって、アルツハイマー病の検査結果も分かる、MYCODE(マイコード)のヘルスケアが最もおすすめです。

MYCODE(公式サイト)

そこで実際にMYCODE(マイコード)ヘルスケアを試してみました。

購入から検査の流れ、どのように結果が出るのか、そして感想を紹介します。

MYCODE(マイコード)ヘルスケアの購入から検査方法

比較の結果、もっとも良かったマイコードを試してみました。

検査の流れとしては、

サイトで購入 MYCODE(公式サイト)

サイトで会員登録

キットが届くのを待つ(2,3日)

検査コードをサイトの会員ページで登録

同意書に記入

唾液を採取して、同意書と一緒に郵便ポストへ

結果が出るのを待つ(2,3週間)

遺伝子検査結果がサイトの会員ページで見れる

という流れです。

購入方法と会員登録

遺伝子検査をするにはまず、マイコードのHPから購入をする必要があります。

MYCODE(公式サイト)

マイコードには4つの製品があります。

一番ノーマルな「ヘルスケア」がおすすめです。

ヘルスケアの「購入」へと進みます。

届け先情報を入力し、クレジット決済を行なうと注文完了です。

注文が完了すると以下のような画面が表示されます。

ここで注意点があります。

次に、上の画像の赤矢印の部分、「引き続き会員登録を行なう」をクリックします。

会員登録はのちほどでもできますが、このタイミングで登録すると、購入時の情報をそのまま入力しておいてくれるので便利です。

会員登録が終わると以下の画面になります。

購入日にできるのはここまでです。

2、3日で「遺伝子検査キット」が届きます。

遺伝子検査キットが届いたら

購入から3日でキットが届きました。

中を開けると、以下のようにかっこいい箱に検査キットが入っています。

キットの中身は以下の通りです。

左から「検査ガイドと説明書」、真ん中が「唾液を採取する検査キット」、一番右が「遺伝子検査申込書兼同意書」と「返信用封筒」です。

遺伝子検査って、口の内側をこすり取るイメージがあったのですが、これは唾液を送るだけで、とても簡単です。

面白いのが、唾液が出やすいように、グレープフルーツの写真カードをついています。

これを見ると、唾液が自然と出てきます。

なお唾液の採取は食後30分以上あけてくださいとのことです。

歯磨きして、30分してから採取するのが無難かと思います。

早速、検査したいところですが、まずその前に同意書の記入を先にするのが良いです。

「遺伝子検査申込書兼同意書」は3枚つづりになっています。

そして、右下に検査コードがシールで張っています。

メールアドレスに届いてるマイコードからのメールに「検査コードへの登録」リンクがあります。

そこから検査コードを登録します。

その後、同意書に記入します。

黒のボールぺンです。

同意書の最後に「研究へのご協力のお願い」の欄がありますが、これはどちらにチェックしても、問題ないです。

匿名で研究に使ってもらってもかまわない場合は、同意するにチェックをします。

別に研究に同意しなくても、きちんと遺伝子検査は行なってもらえるので安心して選んでください。

2枚目の「遺伝子検査申込書兼同意書」を切り取って封筒に入れます。

2枚目だけです。

(1枚目は記入例で3枚目は控えです)

検査コードの登録と、同意書の記入をしたら、食後30分以上あけた状態で唾液の採取をします。

以下のようなキットが入っています。

「唾液を入れる容器」と、「保存液入りのフタ」の2つが入っています。

保存液は唾液の劣化を防ぐ液です。

唾液を入れる容器には、唾液を入れやすいように「ろうと」がくっついています。

この「ろうと」は唾液を入れ終わったらはずします。

グレープフルーツのカードを見ていると自然と唾液が出てきます。

ずっと容器に口をつけたままで、唾液を線まで溜めるのは、やりにくいです。

「一度容器から口を離して、口の中に唾液を溜めて、容器に入れる」のを2~3回くらいすると良いです。

唾液が線まで溜まったら、「保存液入りのフタ」をつけて回してふたをします。

ふたを回して、しっかり止まると保存液が落ちてきて唾液と混ざります。

少し逆さに向けて、保存液と唾液をしっかり混ぜてあげます。

最後に透明のチャック袋がついているので、それに唾液入りの容器を入れます。

そして、返信用封筒に入れます。

返信用封筒には、確認チェックの欄があるので、きちんと手続きができているかチェックをつけましょう。

OKであれば、あとは郵便ポストに返信用封筒を投函して終了です。

はがき側には入らないので、ポスト右側の大型郵便のほうへ入れます。

切手は不要です。

これで届いた日にできることは終了です。

あとは結果を待ちます。

マイコード遺伝子検査の結果の見方と感想

ポスト投函から、3日後に「検査キットが届きました」とメールが届きました。

そしてさらに3日後に「書類に不備はありません、検査に入ります」とメールが届きました。

そしてさらに1週間後、ポスト投函から2週間で「結果出ました」とメールが届きました。

早速、ログインして結果を見ます。

まず全病気の傾向が一覧で見れます。

ガン、生活習慣病・認知症の順番に並んでいます。

私の遺伝子型の場合、ガンのなかでは、肝臓がんに一番になりやすい傾向があり、日本人男性の平均より1.46倍、肝臓がんになりやすいと分かります。

上の画像で「更新」がついている病気項目は最新論文のデータを、最近更新したものとなっています。

それでは一番高かった肝臓がんの「詳しい結果を見る」をクリックします。

すると結果の概要が表示されます。

概要の下には、遺伝子グループごとの割合が表示されます。

この肝臓がんの場合、3つのグループに分類され、私とおなじタイプの遺伝子の人は日本人男性の22%のようです。

自分よりも発症確率が低い遺伝子グループの方は77%もいるようなので、ほかの遺伝子型に比べると発症確率は高い傾向があると分かります。

次に肝臓がんが、各年齢でどの程度発症するのかが分かります。

80歳に到達すると、日本人男性の約2.5%が肝臓がんになるそうです。

そして実際に解析した遺伝子型の説明があります。

rs1012068と呼ばれる部分の遺伝子の型が、私の場合GTとなっているそうです。

GTの人は平均よりも1.46倍、肝臓がんにかかりやすいことが分かります。

肝臓がんは1つの遺伝子型のみを解析しているようですが、複数の遺伝子型が関連している場合は、全部が表示されます。

さらに、肝臓がんがどのような病気か詳しく説明してくれています。

そして、肝臓がんを予防するためのアドバイスも掲載されています。

のちほど紹介しますが、生活習慣のアンケートに回答すると、自身の遺伝子との組み合わせで改善すべき生活習慣のアドバイスがもらえます。

私の生活習慣の場合はAとなっており、問題となる生活習慣はないようです。

各病気について、このような形で分かりやすく、そして詳しく丁寧に説明されています。

また、結果を見て不安になったりしたら、専門の認定遺伝カウンセラーからアドバイスを受けることができます。

次に、気になっていた項目を紹介します。

アルツハイマー病の結果を確認します。

アルツハイマー病のように「遺伝子型の影響が大きいのに、その治療や予防方法が確立していないタイプの病気」は、その点を確認・同意をしてからでないと結果が見れないようになっています。

(そうした病気だからこそ、遺伝子型でリスクが大きいと知った場合は民間保険でリスクヘッジする必要があるともいえます)

結果を見ると私の場合は、1.03倍と平均よりわずかに確率が高い遺伝子型であることが分かりました。

私の遺伝子の型を見てみます。

下側のrs429358がアポリポタンパクE4型(ApoE4型)の遺伝子を引き継いでいるかどうかを示しています。

[参考:Alzheimer’s and APOE type]

TTの場合は、ApoE4型を引き継いでいないことを示しています。

私の結果はTTでした。

もしここがCTであった場合は、ApoE4型を引き継いでいることを示し、アルツハイマー病の発症確率が平均よりも4.99倍も高くなります。

なおCCの場合は、両方の親からAPoE4型を引き継いでいることになりますが、これはかなり珍しいケースで、日本人の割合もほぼ0%となっています。

以上の遺伝子解析の結果、私の遺伝子型の場合は特定のガンや生活習慣病、アルツハイマー病に対して、平均よりも極めて病気になりやすい傾向は、ないことが分かりました。

病気に加えて、体質の項目も次に表示されます。

例えば髪や肌の遺伝的体質では、私の遺伝子型の場合、男性型脱毛症のなりやすさは平均レベルでした。

病気と同様に、各体質についても分かりやすい説明が充実しています。

(この結果によると、私は髪の毛はうすくなりにくい遺伝子のようです)

以上が検査結果です。

ここまででも十分にすごいのですが、加えて、マイコードでは自分の生活習慣をチェックできて、生活習慣と遺伝子型から、生活改善のアドバイスがもらえます。

全部やると項目が多いので、優先度が高いものだけチェックしても良いです。

全部チェックすると15分くらいかかりました。

すると私の生活習慣と遺伝子型に合わせたアドバイスが表示されます。

果物摂取が勧められています。

詳しい内容を見ると、

私の遺伝子型の場合は、アルツハイマー病と大腸がんが平均よりも確率が高いですが、それらの予防に効果的な果物の摂取量が少ないと改善アドバイスが表示されています。

確かにほとんど果物食べていないので、分かってはいたのですが・・・

これをきっかけに改善します!という気になりました。

果物も、具体的に何をどれくらい食べれば良いかを教えてくれます。

このような形で、運動や生活、栄養素、食品について生活改善アドバイスが表示されます。

よく出来ているな~と驚きました。

以上長くなりましたが、マイコードによる遺伝子検査の結果がどのような形で表示されるのか、そして感想を紹介しました。

遺伝子解析の結果、私の場合はアルツハイマー病や特定の病気・ガンの発症確率が高い傾向にはないことが分かったので、事前対応は必要ないことが分かりました。

遺伝子検査はなんだか怖い気もしますが、自分の遺伝子の型を知ることでかかりやすい病気を知り、民間保険に加入して金銭面の事前対応をしたり、予防面で生活習慣を変えるきっかけになります。

興味がある方はぜひ検討してみてください。

MYCODE ヘルスケア(公式サイト)

ご一読いただき、ありがとうございました。